静岡県、富士市東部浄化センター太陽光発電所(約1.1MW)が竣工。
SPNによる市内二つめの施設

2015.12.21

カナダ発で太陽光発電システムの屋根貸しビジネスを全国展開するソーラーパワーネットワーク株式会社(本社:東京都千代田区 CEO兼社長:ピーター・グッドマン、以下「SPN」)は静岡県富士市(市長:小長井 義正)で開発していたルーフトップ型太陽光発電所「富士市東部浄化センター太陽光発電所」(以下「当発電所」)を竣工し、12 月 14 日に開所式を執り行いました。

 

本事業は富士市が公募を行った「終末処理場屋根貸し太陽光発電事業」において、SPNとJAG国際エナジー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金丸 直幹、以下「JAG国際エナジー」)が共同事業者として採択され、富士市東部浄化センターの屋根に太陽光発電設備を設置するものです。SPNが設計・開発を行い、JAG国際エナジーが建設を担当しました。出力規模は約1.1MWで、東部浄化センターで使用した場合、センターの年間消費電力の約24%に相当する規模です。発電した電力は「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」にのっとり、全量を売電いたします。

 

本事業は下水処理場の屋上を発電所として有効利用しながら、再生可能エネルギーの利用を促進する試みです。また災害時には直接電気を利用できる非常用電源設備も備えられ、災害時等に地域住民が避難された場合にも有効活用できます。

 

SPNとJAG国際エナジーの合同事業体は2015年3月に同市内の西部浄化センター太陽光発電所(約1.2MW)も建設、発電を開始しており、当発電所の開設により、二つの発電所で合計約2.3MWの発電を行うことになりました。

 

「市の所有施設にクリーンな再生可能エネルギーを生成する設備を備えつけるという富士市の意欲的な試みの一助を担うことができ、うれしく思います。この東部浄化センター太陽光発電施設の竣工でSPNは富士山のふもとで合計約2.3MWの電力を生成できるようになりました。日本における分散型エネルギーの普及をミッションと考えるSPNにとってまた大きな一歩を刻めました」、SPNのCEO兼社長、ピーター・グッドマンは述べています。

 

 

竣工した富士市東部浄化センター太陽光発電所 ©Solar Power Network

竣工した富士市東部浄化センター太陽光発電所 ©Solar Power Network

 

【富士市東部浄化センター太陽光発電所概要】

立地場所

静岡県富士市富士岡南260 番地-1

想定出力

約1.1MW

想定年間発電量

1,072MWh

パネル種類・枚数

多結晶、4,312 枚

パネルメーカー

ハンファQセルズ社製

 

 

富士市小長井市長を囲んでのテープカット式。

富士市小長井市長を囲んでのテープカット式。