2013.12.04
国際ランド&ディベロップメント、富士市とルーフトップ型太陽光発電開発で提携へ
Solar Power Network 株式会社 (「SPN」)、静岡県富士市、国際ランド&ディベロップメント社(「国際ランド社」)の三者より、富士市の浄化センターに約 1.7 MWのルーフトップ型ソーラーシステムを建設する計画が発表されました。11月5日火曜日に行われた調印式には、富士市市長の鈴木尚氏、国際ランド社代表取締役社長金丸直幹氏、SPN 最高財務責任者のギャリー・ツジ、そして SPN 株式会社プレジデントのジョナサン・パサードが出席しました。
完成されたソーラーシステムは、日本の固定価格買取り制度に基づき、グリッドに接続され売電を行います。SPN は, 素晴らしい日本のパートナーと協力し、再生可能エネルギーを提供できる機会に恵まれた事を大変光栄に思っております。今後、今プロジェクトを通じ、富士市においてクリーンエネルギーが生成されます。また災害時には、ソーラーシステムから非常時用のエネルギーを供給できるようになっています。
富士市のソーラーシステムは、約 5,000 枚の高効率ソーラーパネルにより構成され、合計約 1.7 メガワットの発電容量を有します。外国産の石炭ではなく、太陽光を使用することで、約 40 万トンの CO2 排出量、また、300トン以上もの硫黄や窒素酸化物などの環境汚染物質を削減する量に相当します。今回の様なルーフトップ型ソーラーシステムは、日本が原子力発電、そして外国製輸入ガスや石炭への依存を軽減するための重要な一歩を象徴していると認識しています。
長い間、日本において、国内生産エネルギー源の確保は大きな課題でありました。 しかし固定価格買取制度が進展したため、本年度だけでも日本には多数の太陽光発電所が建設され、晴天時には、大型原子力発電所以上のエネルギーを発電しています。SPN は、日本のエネルギー供給の発展の一端を担える事を、心より誇りに感じています。
パサードは、「健全で持続可能な日本の未来に向け、富士市が一歩を踏み出された事に多大な敬意を払うと共に、感謝いたします。」「また、国際ランド&ディベロップメント社と SPN とのパートナーシップによって、弊社がカナダで培った経験を日本市場に活用できるチャンスを与えていただいたことにも感謝の意を表します。富士市のこの新しい”日の出”に参加できて、大変光栄に思います」とのスピーチを行いました。
所在地 | 静岡県富士市宮島1260番地 富士市西部浄化センター |
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事業主 | Solar Power Network 株式会社 国際ランド&ディベロップメント株式会社の共同事業体 |
発電設備規模 (モジュール ベース) |
約 1.7 MW |
予測年間エネ ルギー発電量 |
約 1,640 MWh |
パネル枚数 | 約 5,000 枚 |
Solar Power Network (SPN) とは
カナダ、トロントを本社とするSolar Power Network Inc. (SPN) は、ソーラーテクノロジーを活用し、持続可能な未来を促進する再生可能エネルギー会社です。 SPN は企業・商業・工業用施設に存在する、未活用のルーフトップに高効率のソーラーパネルを低角度で設置します。電気が必要とされる場所でクリーンエネルギーの生成を行う事により、遠隔地で発電される原子力発電や、化石燃料の必要性を軽減します。SPN は、1平方メートル中の発電量において、業界トップの数字を誇っています。
ルーフトップソーラーは比較的新しい分野であり、真の専門知識は大変貴重な財産となります。 Solar Power Network は、150万㎡以上のルーフトップにおいて、ソーラーシステムの開発を行っています。これに加え、SPN の経営陣は携帯電話業界において数千にわたるリース契約、エンジニアリング、建設そして運営において、数十年の経験を持つエンジニアチームにより構成されています。彼らのこの経験が、ルーフトップに関し直接的な形でルーフトップソーラーに生かされています。
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